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ミシンの下糸トラブルと修理の基本知識

ミシンを使っているとよく起きるのが、下糸のトラブルです。

スムーズに縫えていたのに突然下糸が絡まったり、出てこなくなったりすると、作業が中断されてしまい大変ストレスになります。そんなときに役立つ、下糸トラブルの原因と基本的な対処法を紹介していきます。

まず、代表的な下糸トラブルは、下糸が出てこない、縫い目がぐちゃぐちゃになる、下糸が絡まる、切れる、下糸がゆるいまたは強すぎるといったものがあります。

原因の多くは、ボビンの巻き方や取り付けミス、糸調子の不具合などとなっています。たとえば、ボビンに糸が均等に巻かれていない、逆方向にセットされている、ボビンケースにほこりが詰まっているなどが、糸の出方や縫い目に影響します。

そのため、まずは下糸のセット状態を確認しましょう。

正しい向き・しっかり奥まで装着されているかを見直すだけで改善することがあります。また、ボビンやボビンケースにほこりや糸くずがたまっているとトラブルの原因になりますので、エアダスターや小さな筆などで定期的な掃除が必要です。

次に、糸調子をチェックしてみましょう。

上糸と下糸のバランスが取れていないと縫い目が乱れます。多くの家庭用ミシンでは自動糸調子機能がありますが、うまく働かない場合は手動で調整してみましょう。

それでも直らない場合や、異音がする場合は、内部の部品不良やタイミングのずれが考えられますので、そのような場合は、無理に分解せず、メーカーや修理専門店に相談するのが安全です。

ミシンは、繊細な機械ですが、基本を押さえた日常的なメンテナンスと正しい使い方で、長く快適に使い続けることができます。トラブル時には慌てず、ひとつひとつ原因を切り分けて対応しましょう。

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